’23-05-28 共感
昔、子どものころ傷ついた自分に、今、大人になった自分が共感する。共感が痛みに沁みこんでいく。
私に共感できるのは私だけのような気がしてくる。
絵本など子ども向けの本を読んでいると、子どもの頃の嫌な経験を思い出すことがある。
嫌な思いをした子どもだったときの自分に対し、慰めるのでも抱きしめるのでも励ますのでもなく、ただ共感すること。
自分に共感できるのは自分だけだと、私には感じられる。
それでやっと分かった、「共感」というものが。表現できる言葉として積極的に選び取れるような「共感」が。共感という言葉がぴたりと嵌まるような感覚が。