’20-11

2020-11-26
大正時代の漫画の話を知人としていたとき、わたしが「明治・大正時代の風俗に興味があるんだよね」と言ったら、知人の顔が強張った。「その時代の人々の暮らしぶり」のような意味で「風俗」という言葉を使ったのだけれど、伝わらなかったらしい。「あなたがそんな言葉を使うなんて……」と言われてしまった。
「風俗」は、性風俗だけを意味するわけでは全く以って、ないのだけれど、
やっぱり一般的じゃないのかな、あんまり使わない方がいいのかなあ


2020-11-17
「いじめはださい」「差別はださい」

私は「ださい」が悪いことだと思えない。自分のしていることを悪いと思ってなかったら、ださいと言われようとやめないな。
「ださい」ことを極端に恐れる人が、烙印としての「ださい」をわたしに捺すことを、あまり気にしてこなかったから。うんじゃあいいよ「ださい」で、それで構わないよと思っていた。

なので、私がした何らかの行動をやめさせる目的で、誰かが「あなた、それはださいよ」と嗜めるつもりで言ってきたとしても、私は「どういう意味?」と聞き返すことになるんじゃないかな。「ださい」が常に悪であるとは思わない。「ださい」から何かをやめようと思わない。行動選択の基準に「ださいかどうか」がない。「ださい」という言葉から「その行動をやめなさい」という意味を導き出せない。

いじめや差別をしない理由と、ださいかどうかは関係ない。

その指摘は「ださい」ことを極端に恐れる人の心には届くのだろうけれど、心に届いたとしても「ださい」と思われたくないからやめるのであって、ださいかどうかを基準にしている限り、別のケースでまた同じことを繰り返すのではないかな。