話す理由

自身の被害経験を話すとき、「同じような被害に遭っている誰かのためになるから」ということを話す理由に加えることがよくあるけれど、でも、別に他の誰のためにならなくてもいいと思うよ。

話す気持ちを後押ししてくれるものとして「誰かのために」という理由に力をもらうのもいいと思うし、結果として本当に誰かを助けることになるだろうけれど、自分のためだけに、自分のことしか考えずに被害を話し始めたっていいでしょう、悪いわけがないと思うのです。

(’21-04)