NHKのドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘〜」を観た。
良かった。
おもしろかった。
宮崎あおいさん演じるお栄の所作が良すぎる。
着物の着方が良い(特にお栄と、前半の善次郎)。
画面の色や、暗さの加減が良い。
小道具も見ていて楽しかった。
73分ではすこし短いと感じる。
善次郎とのエピソードが多すぎる。もっと絵の仕事についての場面が欲しかった。
「燃ゆる女の肖像」のように、もっとなんか、こう……、フェミニズム要素と言えばいいのかな、欲しかったかも。
お栄の生き方を、本人も周りも特別視している様子があまりなく、当然のように扱っているのはそれはそれでいい気もするけれど、あまりにもきれいにおさまりすぎていて、齟齬がなさすぎるというか、なんかこれはこれでどうなんだろう……と思ってしまった。
お栄のキャラクターはすごく良いのだけれど。
NHK朝ドラ「なつぞら」のときにも似たことを思ったけれど、人と人とが離れていても絵で繋がっているということが、自分はすごく好きだなと思った。
夫婦(めおと)にはならない。作品を通して繋がっている。
繋がっているというか、同じ「場所」にいる。