映画観た感想! 10月13日の初日上映に参加!
あっという間の3時間!
instagramでツアーの動画を大量に見ていたので、どういうパフォーマンスがあるのかはなんとなく知っていて、「次はどんなものがくるのだろう!?」みたいな新鮮なワクワク感はあまりなかったけれど、でも、最初の登場のところで涙とまらず😭
どうしてあんなに泣けたんだろう。大変な思いをした人が報われている感じがしたからかな。テイラー と、テイラーと共に働くチームの皆さん本当にありがとう、、という思いだった。
見ていて特に楽しかったのは、ステージのフロアパネルに映像が映し出されること。 ここに力を入れているなと感じた。ステージから遠ければ遠いほど楽しめるようになっている。こんなパフォーマンスできるんだ、すごい、おもしろい。
特にdelicateで、歌いながら歩いて、フロアに少しずつ亀裂が入っていく、という演出。 あとは、ライトアップもすごいらしいのだけれど、今回の映画で印象に残っているものはあまりないかな……don’t blame meくらいか。実際に会場に行くとまた違うのだと思う。
低音がお腹あたりに響いてくるようですごやばかった。
ステージの背景スクリーンの左右に小さいけれど目立って灯りがついている所があって、なんだろうと思ったら、バンドメンバーの定位置のよう。ドラムは動けないし、ずっとそこにいたみたいだった。
Lover
力こぶを表現する💪パフォーマンス💪は、ネットで画像を見てからずっとこれはちょっとどうなんだろうと思っていた(マッチョ的なものを連想させるので好きじゃない)が、make me powerfulと言っていたので、ファンから力や元気をもらっているよありがとうみたいなニュアンスなのかな。そして、そのパワーはthe manに引き継がれているようなので、そのパワーを以て、男性中心社会を皮肉り、変えていこう、みたいな感じか。
YNTCD
パフォーマンスからクィア性が排除されていて驚かされた。
the manからのメドレー(transition)だったし、クィアはやめてフェミニズム一色にしたなと感じた。 スーツの衣装も着たままだったし。 色々検討した末のことなのだろうけれど、個人的にがっかり感は否めない、かなあ。
Lover
曲中、ダンサーたちがペアで踊っており、四組中三組はドレスとパンツスタイルの二人だが、一組は二 人ともパンツスタイルなので、製作側はこのペアによって同性愛を表現したいのかなと思った。この曲は、結婚の誓いを彷彿とさせる内容であるし、パフォーマンスにも二人がひしと抱き合う瞬間があるので。
(リンク先:パフォーマンス中の動画:実際に踊っているダンサーご本人のinstagramより: https://www.instagram.com/reel/CreDcaQIYCL )
二人ともパンツスタイルの組があるならば、二人ともドレススタイルの組があるのか? と思うところだが、少なくともこの動画の中には見られず、映画でも見えなかったように思う。ショーの他の日程ではいたりするのだろうか。
※ 同性愛、と先に書いたが、他の恋愛的指向(バイロマンティックやパンロマンティックなど)の可能性もあり、それはこの組に限らない。また、 装いからその人のジェンダーや、さらに恋愛的指向までを決めつけることは本来できない、ということを付記しておく。
さらに補足>>
※ 装いからその人のジェンダーや恋愛的/性的指向を決めつけることは本来すべきでないが、作られたものには製作側の意図がある。製作側が何を表現したいのかを想像することや製作側の意図を汲むことは、やり過ぎない範囲なら問題ないだろうし、あるいは時に必要なことと思う。それをしないのは、 製作側の怠慢を許したり見逃したりすることに繋がると考える。
Fearless
Fearless~YBWM~Love story
お馴染みのバンドメンバーでいい感じ。 歌声が音源より低くて好き。
evermore
willow
「燃ゆる女の肖像」の焚き火シーンを思わせる。
〈魔女〉っぽさのある深緑のマントが素敵。
演出はフェミニズム的に見るのが良さそうだけれど、歌詞と合ってないように思えて、個人的にはしっくりこないというか、なんかいまいちよく分からない。
(休職期間中にフェミニズムを学んだことで、90年代のトレンドよりも強くなって蘇ったってこと……?)
これはこれで好きな演出だけれど。
MVで象徴的なシーンをピックアップしたのかな。
marjorie
お祖母様どうか彼女を見守っていてください、と祈りながら聴く歌。
champagne problems
苔で覆われたピアノ、とっても素敵!!!
Reputation
衣装かっこいい! 冒頭の蛇の映像すごかった。好き。
delicate
曲に合わせてジャンプすると少しずつ亀裂が入っていくフロアパネルの演出がすごい。
そして亀裂は最後には……(この曲でこんなパフォーマンスをするのか……)。
don’t blame me
歌唱という側面で一番迫力あったのはこの曲かなあ。
LWYMMD
予習していたから知っていたけれど、改めてほんとすごいな、あのガラスケースに入っている過去のテ イラーさんたち。ものすごい規模のショーを目の当たりにしているなと感じる。
RED
22
(Who’s Taylor Swift, anyway? Ew)の声を入れた人がダンサーの中で、よい意味で一番印象に残った。 毎回来場者の中から誰かひとり、年齢の若い人へテイラーさんから帽子が渡される。
WANEGBT
感無量
folklore
the 1
ツアー開始当初はinvisible stringだったらしい。
屋根の上で寝そべって歌っていた。
安全ベルトみたいなものを付けているんだな、と思ったら結構高さがあるようだった。誤って滑り落ちてしまったら大変。
my tears ricochet
葬列のような雰囲気。
folklore/evermoreのおかげで曲調に緩急ついてる感じがあった。
1989
ダンサーの衣装はこのときのものが一番よかった。統一感がありつつみんなそれぞれ違っていて個性がある。
style
サビで、手を繋いで一緒に歩く役のダンサーの人、動きがスマートでかっこいい。
この曲やっぱりいいなー、テンション上がる。
最後のギターのアレンジもよい。
blank space
ゴルフクラブをぶん回したり、それで車を破壊したりする。発光する自転車。
Bad blood
最後、背景スクリーンのLover houseが燃え落ちた。曲のLoverは歌もMVも別に好きではないが、これは見ていてちょっと悲しい。
Acoustic set
サプライズソング。ギターとピアノのアコースティック。
うわーうれしい! 特に2曲目!!
幸いネタバレに遭わなかったので、何がくるんだろう! とワクワクした。
水の中へ飛びこむような演出は、最初ネットで見たとき、なんて最高なことを! と興奮した。こんなことまでできるんだね。
津波を想起させる映像あり。ほんの少しだけれど。
Midnights
Vigilante Shit
着飾るのは、女のためでも男のためでも友人のためでもなく、復讐のため……
Bejeweled~Mastermind~Karma
最後の仕上げ! カラフルでキラキラで盛り上がって、ショーのフィナーレって感じがする。
あっという間の3時間だった。全身で浴びるような大音量は、普段はできないので本当に貴重な機会。
上映終了までに、できればあと一回は行っておきたい!
(でも本当は毎日でも行って音楽に身を任せて没入したい……)
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おわり。